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 口蹄疫とは
牛や豚などにかかる伝染病です。
口や蹄に水ぶくれができるのが特徴です。
また、発熱や多量のよだれを流し、食欲がなくなったりします。
畜産農家の皆様へ(大切な家畜を口蹄疫から守るために)

 平成22年の宮崎県での発生状況 → 8/27終息宣言が出されました。
発生農場数:計292戸 殺処分頭数:計288,643頭
<内訳>
208戸
水牛 1戸
86戸
緬山羊 9戸
<内訳>
68,266頭
220,034頭
343頭

 今回の口蹄疫防疫対策に関する Q&A

感染した家畜はなぜ殺処分するの?
口蹄疫は人が牛肉や豚肉を食べたり、牛乳を飲んだりしても感染することはありませんが、偶蹄類動物においては、伝染力が非常に強く、発病後に生じる発育障害、運動障害及び泌乳障害などによって産業動物としての価値を失い、直接的な経済被害が極めて大きいものとなります。このため、発生した場合は、国際的な本病洗浄国の防疫原則に則り、わが国では家畜伝染病予防法に基づいて殺処分し、本病の撲滅を図ることとしています。埋却の措置は、殺処分された死体にはウィルスが濃厚感染しているおそれがあるため、ウィルスの散逸を防止するためのものです。

なぜ、今回、国内初のワクチン接種を行ったの?
4月20日、宮崎県都農町での口蹄疫発生以来、移動制限や感染農場の家畜の殺処分を進めてきましたが、その後も感染農場が拡大しています。このままでは、まん延防止が困難であると判断し、一定の区域を定めて口蹄疫ワクチンを接種して、感染地域の拡大を防ぎ、できるだけ早期に口蹄疫の清浄化を図ることとしました。

口蹄疫ワクチンは口や蹄の水ぶくれなどの症状を抑えることができますが、感染を完全に防ぐことはできません。それでもワクチンを接種するメリットは、新たな感染や発症をおさえて大量のウィルスを排泄する家畜を減らすことにより、感染拡大の速度を遅らせることが期待できることです。ワクチンが効果を発揮するためには最大2週間程度かかります。

なぜ、ワクチン接種した家畜を殺処分するの?
ワクチン接種を受けた家畜は、ウィルスに感染しても症状を示さずウィルスを保有し続ける場合があるので、知らぬ間に家畜の移動などにより病気が拡がってしまう可能性があります。また、ワクチン接種を受けた家畜の体内には抗体た産生されるため、検査を受けても感染しているかどうか区別がつきにくくなります。このため、早期に我が国から口蹄疫を撲滅することを目指し、ワクチンを接種した家畜は、移動を制限し、すみやかに殺処分することとしています。

なぜ、発生のない地域でも予防的にワクチン接種しないの?
前述のように口蹄疫が発生していない地域で牛・豚などにワクチンを接種すると、実際に感染が広がっていても気づかず見逃してしまうことがあります。また、ワクチン接種をしない清浄国の地位を保つことが、畜産物の国際競争上、優位な立場を維持できる経済的な理由もあります。このことから、海外でも、口蹄疫が常在している国を除き、原則としてワクチンの接種は行われていません。今回のワクチンの使用は、まん延を防止するため、一時的に地域を限定して行われるものです。
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